高卒資格を取得する
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こちらでは不登校や中退などで学校を卒業できなかった人に向けて、高卒資格取得の方法について説明します。
高卒資格を取る方法
病気や経済的に高校に通えなくなったり、いじめや高校生活が合わずに不登校になったりして高校を中退してしまったけれど、やっぱり高校卒業の資格を取っておきたいと言う場合には通信制高校と定時制高校があります。
どうしても昼間に仕事をしなければならないというのでなければ通信高校に通うことをおすすめします。自分に合ったペースと方法で学ぶことができ、勉強以外の時間は趣味に使ったりアルバイトをしたり、資格取得のための勉強をしたり、自分の好きなことに使うことができるからです。
進学・就職のために
専門学校や大学に進学したいという場合には高校卒業の資格が必要です。
また就職をする場合にも昨今は中卒では企業の募集はほとんどないに等しく、もしあったとしても中卒というだけでふるいにかけられたり、中卒と高卒を比較された時に落とされてしまうということもあります。
大学に行きたいだけなら高卒認定試験を受けるという方法もありますが、高卒認定試験に受かっても高校卒業の資格を得ることができないので、大学に行かなかった場合には中卒ということになってしまいます。
高卒で資格を取得
将来的に何か資格を取りたいという人もいると思いますが高卒で取得できる資格には以下のようなものがあります。
国家資格
- 宅地建物取引士
- 行政書士
- 国内旅行業務取扱管理者
- 司法書士
- 通関士
- 介護福祉士
- 保育士
- 調理師
- 製菓衛生師
- 警察官
- 消防官
- クリーニング師
民間資格
国家資格とは国の法律に基づき、各種分野における個人の能力や知識を判定し特定職業に従事できることが証明される資格です。
民間資格は法律で定められておらず資格取得主催者が任意基準で定められる資格です。国家資格ではないので取得しても意味がないと言われることもありますが、地位的に確立されている資格もあるので一概に意味がないとは言えません。
たとえば都道府県が認定する介護職員初任者や介護支援専門員(ケアマネージャー)は国家資格ではないものの、介護業界における資格取得者の活躍にはめざましいものがあります。