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卒業までの流れ

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こちらでは通信制高校に入学したら、どういった流れで卒業までの過程を過ごすのか、卒業するための要件、入学から卒業までの流れなどについて説明します。

卒業するためには

通信制高校と全日制高校は通学すべき日数や授業方法が異なります。全日制高校の場合、出席日数は年3分の2以上、中間テスト・期末テストを受けなければ単位が取れず進級することができません。通信制高校の場合、学校によって卒業要件が違いますが、一般的にはスクーリング・レポート提出・テストによって卒業に必要な単位を取得することができます。

スクーリングは学校で決められている日数だけ登校して授業を受けるというもので、学校によってスタイルが異なり、年間5日程度の合宿に参加すればよい学校や、週に1~5日通学するという学校もあります。レポートはパソコン・スマホ・携帯から提出しても良いという学校もあり、いつでもどこでも自分の好きな時に提出することができます。

最終的には年に1~2回のテストがあり、これに合格すれば単位を取得することができます。

入学から卒業までの流れ

基本的な年間のスケジュールは以下のようになっています。

入学式

4月と10月に行われるのが一般的です。服装はスーツなどを着用する人が多いですが、制服のある高校の場合は制服を着用する学生もいます。入学式会場は市民会館など公共のホールで行われることが多く、キャンパスが複数ある場合、地区毎に合同で行うケースもあります。 入学式では全日制高校と同じように校長先生の話、写真撮影など行います。

必要単位を取得する

必要な単位をスクーリング・レポート提出・テストによって取得していきます。

年間イベント

学園祭、遠足、修学旅行、クリスマス会、BBQ大会、ボーリング大会など様々なイベントが催され、毎月のようにイベントを開催している学校もあります。

卒業

通信制高校では全日制高校と同じく3年間での卒業となり、最終学歴も「高校卒業」として認定されます。編入してきた場合でも、それまでに受けてきた授業日数などを生かすことができますので、同年代の学生と同じタイミングで卒業することができます。学校によって卒業式の形態なども様々ですので、ぜひ一度各学校の公式サイトにて調べてみて下さい。

卒業までのスケジュールを考慮する

全日制高校と違って1日に学習する時間は人によって異なります。1日1時間くらいしかしない人や、1日5~6時間する人、平日は働いているので週末にまとめて10時間くらいする人など様々です。

通信制高校は3年以上在籍し74単位以上取得することが卒業条件なので、3~4年でどうやって学習を進めていけば良いのかじっくり考え、先生ともよく相談する必要があります。

特に働きながら学習する人は仕事の事情もあるので、スクーリングのスケジュールなどについて学校に相談するようにしましょう。

サポート校を上手に活用

サポート校とは通信制高校の生徒が3年間で卒業できるように支援を行っている民間教育施設のことです。通信制高校卒業のための単位を取得するにはレポート提出、スクーリング、テストが必須ですが、通信高校生は独学で勉強を行っているので途中で挫折してしまったり、5年たっても卒業できないケースが多いです。そんな通信制高校生がちゃんと卒業できるよう、精神面、学習面、性格面からサポートしてくれるのがサポート校の目的です。

サポート校には色々なコースがあり、芸術、芸能、スポーツなど普通の高校では学ぶことのできない自分の興味に合った技術や知識を勉強することもできるというメリットもあります。

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