高知の通信制高校一覧
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高知県内に本校やキャンパスが設置されており、いじめ防止基本方針が公開されている通信制高校は、2022年7月時点で公立2校、私立1校が存在しています。このページでは、それぞれの通信制高校や通信制課程に関して、特徴や学校ごとの取り組み、口コミ評判、キャンパスなどをまとめていますので、比較検討の参考としてご活用ください。
また、高知県が行政として児童生徒の教育問題に取り組んでいる内容なども解説していますので、合わせてご確認ください。
高知県のおすすめ通信制高校
高知北高等学校
高知北高等学校の特徴
学校の特徴 |
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高知にあるキャンパスの所在地 | 【高知北高等学校】 高知県高知市東石立町160番地 |
高知北高等学校の口コミ・評判
- 高校生活を楽しみたいと思っている方にオススメな学校です。 ある程度決められた時間割の中から受けたい授業を選択して、進級も卒業も自分の頑張り次第です。 自己責任と自立に重きを置いているので余り先生に頼らず自分でやることが出来ないといけません。
- 基本的に自由でのびのびしてます。全て自己責任です。レポートの提出や自主学習、週一(通信制は水、日登校どちらか選べます)のスクーリングへの出席、予定の計画や予定の管理が出来れば卒業できると思います。(後略)
- (前略)そういった点では、この高知県立高知北高等学校は非常にオープンな学校の雰囲気で、明るい空気感が学校全体を包んでいます。生徒たちもそうした学校の雰囲気に後押しされてか、非常にアグレッシブな人が多いので、課外活動やボランティア活動が活発な学校でした。(後略)
- 人間関係がうまくいかず、しかし学校を休むわけにもいかない中で精神的に安定するために薬を飲んでいました。高知県立高知北高等学校の通信制の授業を受けることによって精神的な負担から解放されることができました。悩みから解放されて心の余裕ができたおかげで、改めて自分の依存心の強さを冷静に反省することができました。
- 初めてこの高知県立高知北高等学校に来た時は不安しか無かったけど、今となってはそんな自分が不思議なくらいの感覚です。同年代の人はみんな怖かったけど、この学校の子たちは私と同じような悩みを持ってたりして初めてちゃんと話せる友達もできました!大人になるって大変なことだけど頑張りたいなッて思います。
大方高等学校
大方高等学校の特徴
学校の特徴 |
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高知にあるキャンパスの所在地 | 【大方高等学校】 高知県幡多郡黒潮町入野5507 |
大方高等学校の口コミ・評判
- とても、たのしいです先生もフレンドリーなので大丈夫です新入生にはお勧めです大高には夜間部と通信制と夜間部があります
- 評判はそこまでよくない学校ですが、自由度が高く、生徒と先生の距離が近く、楽しい学校です。また、制服の種類が豊富で、その中から好きな制服を選ぶことができます。
- この高校は自分の将来を見据えてカリキュラム作成でき、先輩や後輩と授業を一緒に受けることができるので楽しかったです
- 中学の時はいじめに合っていたので人が怖いという気持ちが先に立ってしまい、高校も別に行かなくていいやなんて思っていましたが高知県立大方高等学校は、精神的なサポートもしているということでしたので入学しました。最初のうちはやはり不安な気持ちでいっぱいでしたが今では友達にも恵まれ非常に楽しい高校生活を送ることができています。
- 通信制高校は自分で勉強して理解していかなくては卒業することが難しいのですが、高知県立大方高等学校はスクーリング以外の日でも、学校に行ったら先生がたが何時間でも勉強を教えてくれて何とか授業に追いつけています。私立の方が設備がいいとかも聞くけどこの高校を選んで正解だったと私は思います。
太平洋学園高等学校
太平洋学園高等学校の特徴
学校の特徴 |
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高知にあるキャンパスの所在地 | 【太平洋学園高等学校】 高知県高知市栄田町1-3-8 |
太平洋学園高等学校の口コミ・評判
- 太平洋学園は週一回の登校しかありませんが、それでもそれなりに楽しいなと思うことはあります。学校がメインの生活ではないけれど学校もすごく重要な場所になっていると思います。
- 太平洋学園高等学校は少人数制での授業なので、先生との距離も近くて安心できます。勉強にもついていきやすいので分からない所も少なくなり、成績も学校に入る前より随分上がりました。人数が少ない分人間関係もぜんぜんこじれないのでストレスも全然ありません。生徒同士も特に喧嘩もないしいじめも無いです。(後略)
- 勉強がまったくわからない状態で太平洋学園高等学校に入学したのですが、この学校ではレポートの添削が丁寧だったし学校の先生が補講などを行ってくださいましたから、勉強についていくこともでき非常に助かりました。今は卒業して専門学校に行っていますがあの高校時代は私にとって宝物です。
- 太平洋学園高等学校では多くの友達ができ大変楽しかったです。わたしは現在専門学校に進学しましたが今でも高校の友達とは頻繁に会っています。(後略)
- 前の学校では先生たちと馴染めず、反発。最終的には先生とのトラブルで学校を退学に…。そんな僕でもこの学校ではうまくやっていくことができたんです!もちろん他にも生徒はたくさんいます。でも一人一人に向き合ってくれるのが太平洋学園高等学校の良いところだと感じます!
高知にキャンパスがある通信制高校一覧
2022年7月現在、おすすめ通信制高校以外に、高知県内にキャンパスを有している通信制高校は存在しませんでした。
高知の通信制高校事情
高知の通信制高校数とキャンパスの数と特徴
高知県内には2022年7月時点で公立の通信制高校が2校、そして私立校が1校あり、全ての学校において3年間での高校卒業資格取得を目指すことが可能です。また、特に太平洋学園高等学校の通信制課程においては普通系列だけでなく、情報分野や美容分野、音楽分野といった多様なジャンルを専門的に学べるカリキュラムが採用されており、それぞれの生徒が自分の夢や目標へ向かって最短距離で学んでいけるチャンスが提供されています。
高知の不登校者
高知県では県内の学校に通っている小中高生及び特別支援学校生を対象として、問題行動や不登校といった課題に関する調査が実施されています。令和2年度の不登校児童生徒数に関する調査結果によれば、小中学校における不登校者数は1,238人となっており、令和元年度と比較して1割程度の増加となっていることがポイントです。また、高知県内の中学校における不登校児童生徒の割合は全国平均と比較して多くなっており、早急な対応が求められているといえるでしょう。
一方、県内高校における不登校生徒数は令和2年度で303人、令和元年度で353人と、50人の減少が認められていることも重要です。ただし、生徒1千人当たりの不登校者の割合は全国平均と比較して両年度ともに高くなっており、やはり官民が一丸となって不登校問題の解決へ取り組むべきといえるでしょう。
なお、高知県ではいじめ予防に向けて令和2年3月発行の「『高知家』いじめ予防等プログラム」を改訂して、一層に実現性と有効性を追求した対策のアップグレードが行われました。加えて、令和4年度から児童生徒の一人ひとりがタブレット端末を利用して気持ちを伝えられる「きもちメーター」アプリを運用しており、アプリ上の回答と実生活の様子を重ね合わせることで問題やリスクの早期発見・早期対応を目指しています。
高知で実施している学費支援制度
高知県では公立高校と私立高校の両者において、それぞれ利用できる学費支援制度が用意されています。支援制度の中には返還不要の支給型制度も存在しており、支給条件を満たす生徒や世帯であれば、場合によっては無償で通信制高校へ入学・卒業することも可能です。
高等学校等就学支援金制度
高知県立高校の授業料や受講料、入学手数料などに関しては。平成19年4月1日改訂の高知県立授業料等徴収条例で定められており、平成26年4月1日以降に入学した学生については条件次第で授業料の自己負担がゼロとなります。
これは国が実施している「高等学校等就学支援金制度」が土台となっており、支給された支援金については返還する義務がありません。
なお、受給条件には複数の項目があるものの、収入要件としては「市町村民税の課税標準額(課税所得額)×6%-市町村民税調製控除額」の結果が30万2,400円未満の世帯とされています。
高知県高校生等奨学給付金
生活保護世帯や非課税世帯に対して、授業料以外の教育費を世帯構成に応じて支給します。国公立も私立も両方カバーされており、国公立の通信制であれば「年額32,300~50,500円」の範囲で1回、私立の通信制であれば「年額52,100~52,600円」の範囲で1回の支給が行われます。
なお、支給金は返還不要です。
私立高校授業料実質無償化
国による高等学校等就学支援金と、高知県の授業料減免補助金を組み合わせることで、通信制高校で1単位当たり最大13,123円の支給を受けることが可能となりました。
2つの制度を同時に満額利用できるのは世帯年収350万円未満の世帯ですが、世帯年収590万円未満であれば両方の制度を活用することができます。
高知エリアの通信制高校~総評~
高知エリアには公立校となる県立高校2校と、私立高となる太平洋学園高等学校通信制課程の1校が存在しており、将来の目標や通いやすさ、学びたい内容などを比較検討しながら入学したい通信制高校を選択することが可能です。
学校の数自体はそこまで多くないものの、太平洋学園高等学校では普通科だけでなく情報・美容・家庭福祉・軽音といった専門分野について学べる通信制課程もあり、選択肢として色々と考えられることは魅力でしょう。
学費についても国の制度と、高知県独自の授業料減免制度を併用できる可能性があり、まずはそれぞれの特徴や条件についてしっかりと比較しておくことが大切です。
2019年
おすすめの通信高校3選
1. 第一学院高等学校
不登校だった生徒への手厚いサポート、学校の馴染みやすさなら
引用元(第一学院高等学校):https://www.daiichigakuin.ed.jp/
2. クラーク記念国際高等学校
難関大学を目指すなら
引用元(クラーク記念国際高等学校):https://www.clark.ed.jp/
3. N高等学校
ITに強い授業内容
引用元(N高等学校):https://nnn.ed.jp/