福井の通信制高校一覧
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2022年7月時点の調査情報にもとづいて、福井県内に学習拠点を設置しており、さらにいじめ防止基本方針を公開している通信制高校や通信制課程を採用している高校の情報を紹介しています。
それぞれの学校の特徴や強み、口コミ評判、キャンパス情報などに加えて、福井県全体で取り組まれている制度や学費支援制度、県内の教育状況といったテーマについても解説していますので、ぜひ福井県内で通信制高校を比較検討する際の参考としてご活用ください。
福井県のおすすめ通信制高校
福井県立道守高等学校
福井県立道守高等学校の特徴
学校の特徴 |
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福井にあるキャンパスの所在地 | 【福井県立道守高等学校】 福井県福井市若杉町35-21 |
福井県立道守高等学校の口コミ・評判
- 受験勉強全くしてこなかったから受験当日のテストも全然できなかったけど、面接さえちゃんと答えれたら受かるような学校。授業は分かりやすいし面白い。中学のときまともに勉強してなくて不安だったけど、中学校の勉強の最初から教えてくれたりしてとても良い。しかも普通の高校と違って人数が少ないので、先生が生徒ひとりひとりに教えてくれるし分からないとこがなくなる。授業中に落書き始めちゃうようなおちゃめな先生もいて楽しい。(後略)
- 自由なので、頑張っている人とそうでない人との差は激しいかと思いますが、自分次第で学業、プライベートを充実させることのできる学校だと思います
- 通信制高校の自宅学習スタイルは僕にとってはあっているような気がします。前の学校では教室でみんなが騒いでうるさくて勉強する気になれなかったし、一人の世界でやるのが好きな僕にとっては自分のペースで勉強していくことがむしろありがたいですね。
- 経済的に余裕の無い家の子だった私が今までクラスメイトと友達になるなんてできないと思っていたけれど、福井県立道守高等学校に入学してからはアルバイトをしながら、学生生活を送ることができるようになり、話ができる友達も少しずつ増えていきました。この学校の生徒になったことで、毎日が充実しています。
- 福井県立道守高等学校は一般的な全日制普通科高校と異なり、定時制課程と通信制課程で構成されていることが大きな特徴であるといえます。様々な理由で全日制高校に通うことのできなかった生徒が多く通学しており、幅広い年代の人が在学していますし、個性的な生徒が多くなっています。課程が定時制と通信制となっているため校風は自由な要素が強く校則も緩やかとなっています。(後略)
福井にキャンパスがある通信制高校一覧
啓新高等学校
啓新高等学校のおすすめポイント
啓新高等学校は学生の目標に合わせて様々な学科コースを用意している高校であり、通信制課程に関しては福井市にある大手学習センターを拠点として、自宅学習やスクーリングによる単位取得を目指します。通信制ですが通学時には制服を選択することが可能となっており、高校生として制服を着用した学校生活を送れることも特徴です。なお、啓新高等学校の提供している通信制の制服は濃紺無地のジャケットがベースとなったブレザースタイルです。
中学校で上手く環境になじめなかった生徒や、自分なりの学習スタイルや生活ペースを大切にしながら成長していきたいと考える生徒のために通信制が設立されており、学校全体で個々の生徒が自己実現を果たせるように取り組んでいます。
生徒への学びを促せるよう、啓新高等学校の取り組みとしてeラーニング教材「すらら」が採用されていることもポイントです。すららはオンラインの対話型アニメーション教材であり、家庭学習や自己学習を支援するために通信制レポートと対応しながら様々な課題の提出が実行されます。
授業料について保護者の年収(世帯合計)に応じた減免制度が採用されており、世帯年収910万円未満の世帯であれば等しく減免制度を受けられることも重要です。
啓新高等学校の基本情報
公式サイトURL | https://www.keishin.ed.jp/tsushin/ |
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お問い合わせ | 0776-23-3489 |
啓新高等学校のキャンパスの所在地
啓新高校通信制課程大手学習センター | 福井県福井市大手3-1-1システム大手ビル7F |
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啓新高等学校のキャンパスの情報位置
AOIKE高等学校
AOIKE高等学校のおすすめポイント
AOIKE高等学校は1970年に福井県公認の料理学校として開校され、1990年から専修学校に高等過程を設置し、さらに2020年から創立50周年を記念して広域通信制課程(青池学園高等学校)が開校されました。2021年には現在のAOIKE高等学校に校名が改定され、生徒の募集エリアを全国へ拡大し店員も360名となっています。
学習プログラムとして生徒の自主性を尊重したカリキュラムが採用されており、必修プログラム「A:ベーシック」に選択プログラム(B~D)を組み合わせる形で年間の学習スタイルが決定されます。なお、選択プログラムは「B:オンラインコース」、「C:オンライン国際コース」そして「D:通学コース」の3種類が用意されており、これらの中から2種類以上を組み合わせて設定することも可能です。また、シンプルに高校卒業資格取得だけを目指す場合、ベーシックコースだけを選択して履修することもできます。その場合、オンラインの自宅学習に加えて、年間10日程度の集中スクーリングを活用して74単位以上の取得を目指します。
オンラインコースは生徒自身のアバターを作成して、バーチャルスクールで他の生徒と交流しながら仮想空間での通学を行うコースです。オンライン国際コースはフィリピンにある姉妹校と連携したオンライン英会話授業を受けつつ、英語力や国際力を育成するためのコースです。通学コースの場合、本校あるいはサポート校に通学しながら対面授業を受け、実際に学友達と交流を重ねて学校生活を送ることになります。通学回数は週1回、週3回、週5回と自分なりにペースを考えて選択することができます。
AOIKE高等学校の基本情報
公式サイトURL | https://aoike.ac.jp/highschool/ |
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お問い合わせ | 0770-52-3481 |
AOIKE高等学校のキャンパスの所在地
AOIKE高等学校 | 福井県小浜市小浜広峰108 |
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AOIKE高等学校のキャンパスの情報位置
福井の通信制高校事情
福井の通信制高校数とキャンパスの数と特徴
福井県内には県立の通信制高校の他にも、私立の通信制高校や広域通信制課程を採用している高校が複数存在しています。高校卒業資格の取得を目指せるだけでなく、より専門的な学習やスキル習得に向けて各生徒が学習スタイルをプランニングできるよう、複数の選択肢が用意されており、例えば国際人として英語スキルを集中的に育成できるコースや、全日制の高校のように他の学生や教職員と日常的に交流しながら単位取得を重ねていけるコースなども存在します。
公立の通信制高校は1校だけとなっており、その他の通信制高校や通信制課程は私立校のみとなっていますが、学費に関して世帯年収に応じた減免制度を活用できることは見逃せません。具体的には年収910万円未満の世帯であれば学費の減免制度を活用できることがポイントであり、私立校とはいえ学べるチャンスを学生がつかみやすいことも重要です。
学校によって指定の制服が設定されている場合もあり、全日制の高校のように制服を着て通学や授業を楽しめることも特徴といえます。
福井の不登校者
福井県では不登校者の現状把握や不登校者数の改善などへ取り組んでおり、福井県教育委員会が平成22年から「福井県不登校対策指針」を策定して多角的な改善策を実施しています。
福井県教育委員会では、不登校問題を「どの子どもにも起こりえる」という認識にもとづいて考えており、効果的かつ総合的な対策を講じることで少しでもより良い改善を目指していけるようにと、「3つのシステム」を掲げている点が重要です。
具体的には「未然防止」・「初期対応」・「自立支援」という3つの観点に立っており、小学校から高校までそれぞれの児童や学生の発達状況、心の状態に合わせた支援を実行できるよう目指しています。なお、教育機関や各保護者などが独立して子供に接するのでなく、地域間で連携したり保護者とのパートナーシップを締結したり、さらには外部人材や関係機関との連携を土台とした個別対応を検討していることがポイントです。
相談窓口の設置、学習会・親の会、SNSを活用した相談サービスなど、多角的かつ多方面のアプローチによって不登校問題の早期発見・早期対応、継続支援といった取り組みが続けられています。
福井の中高教育状況
福井県では県内の中学校や高等学校において、卒業者や卒業予定者などを対象とした進路の実態調査を通じて、各生徒の学びへの取り組みや将来的な展望に関する把握・分析を行っています。
例えば令和3年3月の中学校卒業者の場合、卒業者総数7,120人のうち、7,096人が高校進学者(通信制進学者を含む)や専修学校等への進学者としてまとめられています。また、同時期の高等学校においても、卒業者総数7,089人のうち、進学者・専修学校等の合計人数は5,384人となっており、7割以上の生徒が何らかの学びや技術習得を目指して進路を決定していることが分析されました。
福井県では中学校時代に全日制の学習スタイルへなじめなかった生徒についても、高校生として学校生活を送ったり卒業資格を取得したりできるよう公立通信高校を設置している他、全日制高校からの転入・編入も受け付けており、どのような生徒であっても学ぶ意欲がある限り学習をあきらめなくて済むようにと取り組まれていることがポイントです。
なお、その他にも福井県には中高一貫教育を行う教育機関が設置されており、生徒が6年間という一貫教育課程や学習環境の下で、自由意思にもとづいた学ぶ機会の選択を叶えられるようダイバーシティの推進にも配慮されている点は見逃せないでしょう。
福井で実施している学費支援制度
福井県では公立高校及び私立高校のそれぞれに関して、学費支援制度や高校授業料実質無償化といった制度が設置されています。
高等学校等就学支援金
国が実施している「高等学校等就学支援金」を活用できる場合、県立高校の授業料の負担は必要ありません。
県立高校の授業料は通信制(単位制)において「1教科1単位につき350円」という設定がされており、授業料の納入が困難であると認められる世帯や学生については、授業料の全部もしくは一部が免除されます。
私立高校授業料実質無償化
高等学校等就学支援金の制度改正に伴って、利和2年4月から私立高校へ通う学生への学費支援制度が拡充されました。
これにより、令和2年度以降に福井県認可の私立高校(通信制)へ入学した生徒に対して、支給上限額36万9千円が定められており、新入生に対しては入学時(4月)など手続きを要するタイミングで各学校から案内されます。そのため、もしも学校から案内や通知があった場合は必ず確認するようにしてください。
福井県高校生等奨学給付金制度
福井県内の非課税世帯(福井県居住かつ福井県に住民票がある者)を対象として、学費支援を目的とした返還の必要のない給付金事業が実施されています。
平成26年度以降に入学した高校生1名に対して保護者1名が給付を受け取れるようになっており、給付回数は1人の高校生につき年1回、通算で3回(通信制高校の場合は4回)が上限となっています。
子供が通信制高校へ通う非課税世帯に対しての給付年額は50,500円となっており、前倒し給付が必要な場合はその4分の1が給付時期に前倒しして支給されることもポイントです。
福井エリアの通信制高校~総評~
福井エリアでは県立(公立)の通信制高校と私立の通信制高校がそれぞれ設置されています。また、学校によっては普通科としての授業や高校卒業資格取得を前提とするカリキュラムだけでなく、バーチャル・オンライン・スクールでの学びや、グローバル環境で国際人としてのコミュニケーション能力をみがけるコースが提供されていることもあり、生徒一人ひとりが自分の将来や学びたい内容などについて考えることで、より広い可能性や進路をイメージしやすくなっている点は重要です。
不登校者への行政支援や学費支援制度といった公的事業も続けられており、官民一体となって生徒の学びをサポートしていることが魅力です。
2019年
おすすめの通信高校3選
1. 第一学院高等学校
不登校だった生徒への手厚いサポート、学校の馴染みやすさなら
引用元(第一学院高等学校):https://www.daiichigakuin.ed.jp/
2. クラーク記念国際高等学校
難関大学を目指すなら
引用元(クラーク記念国際高等学校):https://www.clark.ed.jp/
3. N高等学校
ITに強い授業内容
引用元(N高等学校):https://nnn.ed.jp/